犬吠埼にて
つくばを出発し、6時間ほどかけて犬吠埼に到着しました。およそ90kmの道のりでした。
陸の孤島つくばから、とうとう海岸まで来たのです。岬までの2kmほどは海岸沿いで、暗くて海は見えないものの、走っていて本当に気持ちがよかったです。進むにつれ、私と同様に初日の出が目当ての人たちが道に増え始めて賑やかになってきました。そして、最後に灯台が見えてきました。闇の中に浮かび上がる灯台は幻想的でした。ここで、先に到着していた、やも氏、ナカトモ氏と合流しました。
さて、なぜここまでやってきたかというと、初日の出を拝むためだったのです。日の出までは2時間ほどありましたから、ゆっくり待つことにします。
…が、半端なく寒い。自転車で走っていれば温まるのでなんとかなるのですが、何もせずに待つには辛い気温でした。風も強かったけっこう強かったです。それでも、寒さをしのぐ適当な場所もないので、ありったけのカイロをポケットに突っ込んで暖を取ります。自転車のそばで横になり、うたた寝しつつ日の出を待ちました。コミケ3日目参加のため31日4時半から活動しており、この状況でも寝ずにはいられませんでした。
しかしながら、自転車で移動中は快晴だった空は、この時は全体が雲で覆われていました。結局、日の出の時刻まで雲が晴れることなく、全体がまんべんなく明るくなっていき、記念すべき2012年初の曇天を見ることとなりました…。
それでも、久しぶりの海岸の景色を楽しむことができて、まあ辿りつけただけでも良かったなあ、と思ったのでした。晴れの景色も良いですが、天井のような曇り空も、個人的には好きです。
温泉に行こう、などとも考えましたが、早朝のため当然営業しておらず…。海岸の出店で少しおなかを満たして、岬をあとにしました。
エクストリーム輪行
鉄道で移動するお二人と一旦別れて、自転車で銚子まで戻りました。銚子からは自転車をバラして輪行します。とまあ、これは移動中に思い付いたことで、銚子で現地DIYを行います。
レジャーシートとガムテープをコンビニで購入し、これに加えて手持ちのビニールテープを駆使して、輪行体勢をでっち上げます。見事コンパクトに完成したのですが、いくらきちんと梱包されているといえども、専用バッグではないのでグレーなところですね…。あまりよろしくありません。この時、輪行バッグの購入を決意しました。
成田線、銚子駅から成田駅まで移動し、成田駅で乗り換えて我孫子駅まで向かいます。我孫子駅からは、常磐線に乗り換えて土浦駅を目指しました。途中でお二方とは別れて、また一人旅です。結局、土浦駅より手前の方がつくばに近いと判断し、荒川沖駅で下車しました。
車内はそれほど混んでいなかったので、本当によかったと思います。おかげで大荷物にも関わらずスムーズに移動できました。人に迷惑などかけたら後味悪いですし、ここで失敗がなくてよかった…。輪行バッグ買おう、うん。
再び自転車の旅
荒川沖駅の広場で自転車を組み立てて、再び自転車で出発しました。全行程から見ると、ここからつくばまではそう遠くありません。夜も明けて十分明るいですし、トラブルもなく無事につくばに帰還することができました。
途中では、走りだしてすぐに、茨城県で最大規模のホームセンター、ジョイフル本田荒川沖店を見つけましたが、当然ながら正月休み。ずっと買い物に来たかったのですが正月ならしょうがないですねー。つくば市に入ってからは、行きのときには気付きませんでしたが、産総研やJAXA筑波宇宙センターを見つけ、つくば市に帰ってきたことを実感したのでした。
旅を終えて
いやホント、事故がなくてよかったです。実家に帰らない年末年始だったけれども、代わりに特別な経験ができて幸運でした。ただ、今度同じような挑戦をするならちゃんと計画しないといけませんね。
この小旅行を終えたときは、もうこんな長距離ツーリングはしたくない、と思ったものですが、記事を書いている今はまたどこかへ出かけたい気分でいっぱいです。次は筑波山に行ってみようか、などと考えております。


